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Kuramoto Taiki

Pain

Last Update: 2020-02-06

痛みは自分たちが避けようとする否定的で不快な感覚である。他の誰かが傷ついていることを知ると、ほとんどが不快に感じる。他人の苦しみは人間性の一部であるが、動物に向けたとき、これは奇妙な誤った共感の擬人化であるのか。 人の痛みを保護したり緩和したいと思うが、魚にはそのように思わない。

1986年、英国では動物の実験での使用を規制する動物科学法が可決された。痛み、苦痛、または永続的な害を最小限に抑えることを目的とする。実験を開始する前に、数日間のトレーニングを完了し、テストに合格し、動物研究を実施するライセンスを取得する。経験を積んだ研究員が作業を監督する。倫理、実験計画、統計の追加トレーニングを受ける必要がある。

1970年代半ば、哲学者のトーマス・ナゲルはコウモリになるのがどんなものであるかを尋ねた。この考えは意識が主観的であることを強調した。内なる体験を客観的な用語で語ることを警告した。コウモリは温血動物であるが、飛び回って超音波を使って獲物のナビゲーションと捕獲を支援するため、主観的な経験を超えたスキルを持っている。コウモリ自身の主観を決して経験できないことを主張した。意識の意味は未解決であり、自分の感情を経験できないという理由だけで、主観的な感情の能力を否定するべきではない。

人間には、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、視覚という5つの感覚がある。魚はエラのすぐ後ろから尾に向かってフランクに沿って走る細い線がある。これは横線である。魚が近くの物体を検出できるものである。側線を使って周囲の領域を調べるため、モノと衝突しない。魚が前方に泳ぐと、近い個体と相互作用し、波の一部が反射して側線に戻る。そして特別な感覚受容器が波のパターンを検出する。洞窟の魚は反射した波を周囲の物体に関する情報に変換する。よって洞窟の魚は内部イメージやマップを容易に構築できる。

魚のストレス反応は哺乳類とかなり似ている。ストレスを経験すると、コルチゾールを血液に放出する。魚も同じフィードバックを持っている。

痛みは個人的な経験である。自分以外の他人もこの感覚に苦しんでいると合理的に確信している。

ラットに2種類の水を与えた。一方は甘くし、もう一方は口に合わない薬で味付けした。通常の健康なラットは、より甘い味の水を飲んだ。しかし、関節炎に苦しむラットは味が悪くても鎮痛剤を含む水を選択した。つまり、関節炎のラットは痛みに似た間隔を経験する。

痛みの感覚はどのように生成されるのか

沸騰した鍋の蓋を素手で持つと、手の皮膚の小さな受容体がトリガーされ、脊髄に接続する神経内の単一の繊維に通過する電気インパルスを生成する。 反射反応が実行され、信号が素早く手を制御する筋肉に伝わり、鍋の蓋を放すように伝えられる。痛みを感じると、次に鍋の蓋を持ち上げるときは、手を保護する布を使うように鳴る。

蓋を落とすところまでは無意識であり、痛みや苦しみを感じ始めるのは、脳に信号が到達した後である。火傷に伴う感情的な不快な感覚を意識的に認識できるようになった。 痛みを感じるまでに2秒ほどかかるが、だいたいはこれより早い。

動物は痛みに意識的に気づいているのか? 関節炎のラットが痛みを和らげる薬と自己投与したことによって、意識の兆候はある。

アネモネが刺傷自体を検出するかどうかはわかりませんが、放出される毒素は、私たちを傷つけるような神経系を損なうように設計された神経毒です。

モルヒネは鎮痛剤であり、オピオイド受容体に結合すると、痛みの信号を調整する。オピオイド受容体は脊髄動物に見られ、カタツムリなど多くの脊髄動物に見られる。カタツムリの足には温度に敏感な受容体があり、暑い場所を避ける。 特定の温度に加熱できる金属板の上に足を置き、動物が足を引っ込めた時点で熱感受性が明らかになる。マウスにモルヒネのような化学物質を与えると、足の引き込みが遅くなる。モルヒネの反対のナロキソンを与えると、足の引き込みがはるかに早くなる。

人間の場合と同様に、動物は痛みを何らかの形で認識していると考えられる。

蜘蛛はひどい怪我を負うと、足を失うことを選択する。これはオートトミーというプロセスである。蜂の毒が蜘蛛の足に侵入すると、蜘蛛は毒が刺された場所に最も近い関節を自己切断する。 自己切断はカニなどの無脊髄動物にも見られる。

痛みを伴う何かを経験すると、生理的変化を起こす。呼吸数が早くなる。ストレスホルモンの増加、食欲の低下、吐き気を感じることもある。

哺乳類、鳥、魚でさえ、心臓と呼吸数の増加、ストレスホルモン産生の増加する。コルチゾールまたはコルチコステロン、アドレナリンは増加する。負傷した動物は恐怖感を高める。

未熟児は痛みを感じるのか。感覚の検出に重要な人間の領域である脳の新皮質に到達しているか。未熟児や未熟児はどの程度意識しているか。

未熟児は、かかとに採血されると、体性感覚皮質に痛みを感じる。しかし、かかとを握っている手から離れるとき、同じ脳活動は生じなかった。

クラゲやイソギンチャクなどの単純な動物も、無意識の知覚と損傷への反応がある。動物界がいつ痛みの感情的な感覚と関連したのか。Nociceptive pain(侵害受容器)は炎症や怪我によって、危険から見を守るためのアラームとして作用する感覚。

ハチの針と酢、魚が痛みを感じる証拠

人間は負傷や損傷によって特異的に反応する特殊な受容体と神経線維を持っている。トリガーされると信号は、脊髄 → 脳に達して、痛み自体を経験する。

アカエイの受容体は、哺乳類のように、皮膚の圧迫や圧力刺激に反応せず、温度刺激に対するはっきりとした反応もなかった。

魚が侵害受容器を介して、損傷や痛みを検出できるかどうか大敵的に尋ねた。

口、あご、目の周りに作用する神経を三叉神経という。

下顎と上顎は歯科医が局所麻酔で麻痺させる神経である。神経の中には繊維の束があり、2種類ある。

Aデルタ繊維は0.002~0.014mmで、痛みの最初の感覚に関連する。周囲のミリエンの薄い層は、絶縁体のように動作する脂肪組織である。侵害受容器からの痛みは、5m~30m/sで飛ばされる。

C繊維は0.0002~0.003mmで、0.3~1.2m/sの信号を伝導する。哺乳類ではこの遅い信号を第2の痛みに関連する。

Aデルタ繊維によって最初の痛みがあり、その後C繊維によって遅い鈍いドキドキの痛みが続く。

通常、C繊維は全体の繊維の50~60%を占める。

魚のマスは、C繊維を4%しかもっていなかった。受容体は3つの刺激、熱、接触、科学など、全てに反応した。

蜂毒は、炎症反応と局所的な腫れを引き起こす。刺された場合、最初に感じるのは刺し傷である。皮膚を突き刺すような痛みは冷湿布が最も効果的な方法の1つである。

魚に蜂毒、お酢、生理食塩水を体内に注入した。

エラの速度は大幅に増加した。 蜂毒や酢によって魚ははるかに誇張された反応を見せた。安静時の魚は1分あたり約50ビート。生理食塩水を与えた魚は1分あたり約70ビート、蜂毒または酢を与えられた魚は1分辺り約90ビートになり、安静時の2倍になった。光の当たらない暗い場所で沈むようになった。

酸性酢で処理された魚は、ガラスの壁や水槽の底の砂利で鼻をこすった。これは刺激を和らげる方法かもしれない。 人間も同様に、レモンやお酢の痛みに対して、患部を押したりこすったりする。

1時間経過すると、生理食塩水に浸された魚の心拍速度は、毎分50拍に戻った。約80分後には食欲も戻り、光に照らされた場所にある餌に向かって泳ぎ、それを食べた。

ミツバチの毒または酢を与えられたマスは、2時間経過したが、食べ物に興味を示さず、エラの拍動速度は毎分70拍を超えていた。刺されてから約3時間30分経過し、毎分約50拍の安静レベルに戻り、餌を食べ始めた。ミツバチに刺されると、腫れが治るまで数時間痛みを感じる。呼吸パターンと食べ物への関心の両方に影響を与えた。

ストレス化の魚は、コルチゾールなどのストレスホルモンを分泌し、食欲を抑制する。

マスは新しいことに非常に敏感であり、水槽に新しいオブジェクト配置すると、新しいオブジェクトが驚異ではないと認識するまで強い回避行動を取る。注意するということは高次の認知プロセスであり、ある程度意識が必要である。飢餓は認識する必要がない。新しいオブジェクトを認識してそれに焦点をあわせるには、動物が認知的に認識していることが必要である。

鼻に生理食塩水を注入したトラウトサーモンと、弱い酢酸液を注入したマスと新しいオブジェクトとの距離を測った。その新しいオブジェクトから離れていた場合、警戒しており、近づいた場合、オブジェクトが起こす驚異について警戒していないことがわかる。

魚の頭から一定距離に、鮮やかな色のレゴレンガタワーを水槽に入れた。

生理食塩水を与えられた魚は強い回避反応を示し、レゴタワーには近づかなかった。しかし、酢を注入した魚はレゴタワーに恐れず近づき、回避反応を示さなかった。

魚は酢を注入され、不快感や痛みによって注意力を損なった。

注意散漫が痛みに基づくものであれば、痛みの症状を緩和することで、回避反応は正常になる。アヘン剤モルヒネを魚に少量投与した。魚はオピオイド受容体を持つため、人間の痛みを和らげるために使われる薬が魚にも作用する。モルヒネを与えた酢を注入された魚は、正常な回避反応を示した。 痛みを和らげることで、警戒心と新しいオブジェクトの回避を示した。

魚に有害物質を注射すると注意がそらされ、痛みを和らげると、注意力がもとに戻った。つまり、魚は痛みに関連した否定的な経験を認知的に認識し、経験していなければならない。

侵害受容器はマス、タラ、コイの体全体に広く分布している。ロシアの研究者Chervovaは、目の周り、鼻孔、尾の肉質の部分、胸部と背部のフィンが刺激に最も敏感であることを発見した。

特定のタイプのオピオイド受容体を標的とする鎮痛剤であるトラマドールと呼ばれる薬剤で魚を処理した後、短い、軽い電気ショックに対するコイの反応を1時間前に記録し、その後90分間5分ごとに記録した。

トラマドールが薬を受け取ってから5〜15分以内に感電に対する魚の感受性を低下させることを発見した。 投与量が多ければ多いほど、痛みの緩和が効果的になることを発見した。

コイは哺乳類の持っているオピオイド系を持っている。

2005年、北アイルランドのベルファストのクイーンズ大学に拠点を置くピーターラミング博士と博士課程の学生レベッカダンロップは、金魚またはマスの脇腹に刺すと、脊髄で検出できる侵害受容反応を生成することを示した。エラの裏側は敏感な組織である。

エラの裏側の皮膚に、鋭いピンと絵筆の柔らかい毛を当てた。金魚は皮膚で生成した信号が終脳または前脳を含む様々な領域に中継された。金魚は鋭いピンに対して応答がはるかに強かった。マスは鋭いピンと絵筆の柔らかい毛に対して同じ応答の強さを示した。なぜマスは差がないのか不明である。

魚はピン刺しに対して前脳が反応する。前脳は哺乳類や鳥も高次の情報処理を行う場所である。

魚のエラの裏の敏感な部分に埋め込んだ電極を使って、水槽のある特定のエリアに移動するたびに、電気ショックを与えた。魚はすぐに地図を学び、ショックを受けた場所を避けた。空間学習や記憶などの高次の動作が有害な刺激の影響を受ける。

ノルウェーの研究では、博士課程の学生であるJanicke Nordgren、彼女の監督者であるTor Einar Horsberg、および共同研究者のBirgit RanheimとAndrew Chenは、サケの尾の付け根に軽い電気ショックが与えられ、この情報が前脳に伝えられることを発見した。

サケの神経系が有害な刺激の強さを区別することを発見した。ショックの強度が増加するにつれて、脳内に記録された反応の時間経過も増加した。

マスの目が侵害受容器を含むことを発見した。哺乳類のように侵害受容器が角膜を保護している。

魚の鼻に希酢酸を注入すると、マスとコイの脳で遺伝子が活性していた。

英国の哲学者ジェレミー・ベンサム

問題は推論すること、苦しむこともできない

苦しみは不快な感覚であり、通常避けようとする。最終的に苦しみは感情の否定的な形である。

痛みを伴う経験をしたとき、感情に関連する領域である大脳辺縁系、扁桃体が大量の活動を行う。動物は、様々な表現形式で情報を保存する。魚には複雑な行動を打ち消す信号を伝達する侵害受容器をもっている。魚は痛みによって負の感覚を経験するのか。魚は意識して動物であることを感じているのか。

  • consciousness
  • sentience
  • feelings
  • experience

→ 議論の余地がある

意識は思考や感覚の根底にあると考えている。また、気分や感情に影響を与え、複雑な情報を統合して情報に基づいた決定を下す。自己認識と言語を通してコミュニケーションを図る。

意識を研究するアプローチをモジュラービューという。十分なパズルのピースを識別できれば、その動物には意識があることを証明できる。

他の動物の意識は、人間の意識とはかなり異なる可能性が高い。人間の脳は1,000億個のニューロンで構成されている。魚は人間よりも非常に単純化されたメカニズムやプロセスを捜している。

ニューヨーク大学ネッド・ブロックによって分類された意識の概念の3つのカテゴリー

  • アクセス意識:現在または記憶に関連する精神状態に基づき、考えて記述する能力 (一次意識)

    自分が今住んでいる町のメンタルマップがあり、行ったことのない場所から家までのルートを計算できる。

  • 現象意識:身の回りにあるものを感知する体験、検知したものによって生成される感情 意識のHard Problemであり、自分が存在する感覚を想像することは不可能である。つまり、環境を主観的に知覚する能力である。
  • 監視と自己認識:自分の行動を考える経験を精神的に演じることができるため、状況に反映して潜在的なシナリオを検討できる。

    自己認識を可能にする拡張意識であり、コミュニケーションをするために使われる。

ハトとランドマーク

ハトは何百もの異なる画像を認識し、数年に渡って正確に記憶できる。ハトは数マイル離れたロフトに帰るとき、視覚的なランドマークを学習して記憶し、家に帰るのに役立てている。

ハトは匂いも目印として記憶する。鳥はロフト周辺の内部マップを生成する。これによって、今までに行ったことない場所で、開放されても家に帰れる。自分のメンタルマップから認識できる距離の場所を見つけるまで、開放された場所を一周する。

迷路、形状、機能、ランドマークを簡単に変更できるため、空間的行動の研究によく用いられる。ランドマークが移動し、動きや検索行動が変化した場合は、その動物にって重要であることを証明できる。

スペインのセビリア大学は金魚が空間情報を扱うかどうか調査した。プラス記号の形のガラス水槽を設計し、4つのそれぞれの周りを自由に泳いだ。4本のうち1本の端から魚を放した。

今まで訪れたことのない、端の方の砂利に少量の食べ物を埋めて、見つけるのにどれくらい時間がかかるか調べた。金魚が食べ物の位置を覚えるように何度も繰り返し行った。金魚はどの方向に曲がるかを学習して記憶することで正しい壁に到達できる。

魚はガラスの壁を覗き込んで、部屋の周りにある様々な物体の位置を思い出す。

プラス記号の水槽を180℃回転させても、金魚は部屋の周りにある物体の位置、壁を覚えており、正しい餌の場所に行く。

ニューヨークのアメリカ自然史博物館のレスター・アロソンは、フリルフィンハゼ (frillfin goby)を使った。フリルフィンハゼは岩のプールに隠れており、空腹の海鳥に対しては危険な場所である。しかし、フリルフィンハゼは、隣の岩の間のプールにジャンプして逃げる。つまり、安全な避難場所がどこにあるかを知っている。

魚が満潮時に沿岸地域の地形を学習することを発見した。ハゼはわずか一回の満潮を経験することで新しい環境を学習する。わずか10~15cmで小さなエンドウ豆ほどの大きさの脳を持ち、高速で正確な空間学習と記憶能力を持つ。地形の詳細な3Dメンタルマップを作成して記憶し、安全なルートを計画できる。

家からどれだけ移動したか、方向を変えるたびに、内部ベクトルを更新し、家に着くまでに、必要な距離と方向を計算する。砂漠アリは獲物を見つけて、巣に戻れる。

喧嘩は物理的な衝突エネルギーを消費し、怪我をする可能性がある。ある動物は打撃を受ける前に、お互いの体の大きさで強さを勝負する。

スタンフォード大学のLogan Grosenick、Tricia Clement、 Russell Fernaldはオスのシクリッドで領土の反応を利用した。アフリカの五大湖で領土へのアクセスを決定するために頻繁に戦いを行う。シクリッドやベタは様々な種の魚が戦った魚のアイデンティティを覚えることができ、勝者と敗者を認識できる。勝者または敗者のアイディンティティと戦闘能力を学習している。

オスのシクリッドを中央のガラスタンクに収容し、1週間半にわたって他の5匹の魚が戦っている姿を見せた。強さ順にA→B→C→D→Eの順番になった。BとDはどちらが勝つかというと、Bになる。これを階層関係によって個人を認識する推移的推論という。人間の約4歳の子供は、推移的推論ができるようになる。

AとEの間に傍観したシクリッドを入れると、Eに近づく。AとE、BとDならEとDに素早く移動し、これらの個体を弱いと評価した。傍観者は記憶と関連情報を使って、新しいペアで起こりそうな結果を計算できる。魚でさえ論理的な推論ができる。 BとDは戦っていないが、Bを勝者、Dを弱い魚として正しく選択する。

自分のステータスを視覚的な信号で戦闘能力と攻撃的な傾向を視覚的に表す(ステータスバッジ)。 たとえば、シジュウカラは攻撃性が高い個体ほど黒い胸のストライプが広い。

ベタはペアの戦いを直接見たときのみ、勝者と敗者のステータスを決定できる。連想学習とステータスバッジでシクリッドの結果を説明できない場合、唯一の説明は、階層の論理的なランキングを理解し、選択を導くために推移的推論を使用するため、問題を真に解決している。

魚は周りの世界の物理的社会的特徴の概念と表現を認識している。これは、ネッド・ブロックのアクセス意識に当てはまり、さまざまな情報を統合して、泳ぐ方法や弱者になる魚について情報に基づいて決定している。魚は、環境または状況の精神的な表現を作っており、ルートを計画したり、新しい関係を推測する。

カナダのグエルフ大学の魚生物学者Rich Mocciaと動物福祉専門家lan Duncan、2人の学生Kris ChandrooとStephanieは魚は意識を持つことを説明した。

魚に知覚力があるということは、感情を感じる必要があることである。 オックスフォード大学の心理学教授エドマンド・ロールス

感情は動物がなにか前向きでやりがいのある、また負で罰する何かを経験するために生じる状態である

結果がポジティブでやりがいのある経験なら、もう一度試み、ネガティブまたは罰する状況では、避ける。

大脳辺縁系は感情的な行動、長期記憶などをプロセスをサポートする。ドーパミン系(神経伝達物質)は辺縁系と密接に関連しており、動機づけと報酬に大きく関連している。ドーパミンの低下は痛みの感覚と関連し、魚はドーパミン受容体をもっている。

魚の脳は脊髄動物の脳である。前脳は2つの半球であり、中脳、脳幹を介して脊髄に繋がる後脳がある。

魚の脳は哺乳類に比べて、脳の外層であるパリウムが薄く、新皮質には複数の層がある。感情について意識的に考えているか、痛みを伴う何かに苦しんでいる人の脳を監視すると、新皮質の部分が活発になる。

ワイオミング大学の科学者ジェームズ・ローズは魚には新皮質がないため、感情を処理できないとし、どんな形の感覚も経験できないと結論した。

セビリアの金魚研究者は、10年にわたって金魚の脳を調査した。魚の前脳には、人間の大脳辺縁系さながら機能する特殊な領域があることを発見した。魚は恐怖などの感情的な基盤をもつプロセスについて学習する。

スペインの研究者は魚の前脳がどのように機能するかを調べるため、金魚の脳の特定の領域を損傷させ、魚ができなくなることを確認した。 哺乳類と同じような脳の領域を見つけたが、魚は全く異なる領域になっていた。魚の脳が胚から成体に成長する方法を注意深く観察した。魚の脳は人間の脳の内側が、外側になっており、裏返しになっていた。

哺乳類の脳の発達は神経管から始まり、反転する。魚の胚では、神経管の端が互いに離れる脳組織に発達し、前方に引っ張られる。これをeversionプロセスという。

人間の大脳辺縁系やそれに関連する構造は大脳半球の内側にある。扁桃体は恐怖などと密接に関連しているが、海馬は学習と記憶、イベントのタイミングとシーケンス、空間学習を決定する。eversionプロセスによって、扁桃体と海馬の領域は前脳の前と上に向かって押し出されている。

セビリアのチームは、前脳の海馬または扁桃体の領域を外科的に切断し、魚の行動を調査した。海馬を失った魚は迷路を泳げなくなった。これは、海馬を損傷した哺乳類に見られる空間学習と記憶学習を連想させる。

魚の前脳の扁桃体が損傷すると、電気ショックのような不快なことを避ける学習を困難にした。

つまり、海馬を持たない魚は、電気ショックを回避し、扁桃体を持たない魚は、迷路を解決できる。 学習自体を損なわず、それぞれ特定の学習形態を損なった。

魚の前脳ではドーパン作動性の接続の証拠もある。 ドーパミン作動性システムは、報酬学習において重要な役割がある。哺乳類では、感情の基礎を形成するポジティブおよびネガティブな心の状態に関係している。 進化の観点から、感情的な要素を持つ情報を処理する能力が昔に生じた可能性がある。魚は負の恐怖に関する刺激を処理することに特化した脳の領域をもっている。

科学者のマリアン・ドーキンスは感情の2つの形態を区別する必要があるという。

  • 客観的感情は、身体が不器用で憂うつになっているときの欲求不満な感情であり、欲求不満を意識的に考えたり分析せずに客観的感情は生まれる。
  • 主観的感情:何を感じているのかを感じているため、フラストレーションを解し、意識的に認識する。

魚には客観的な気持ちがある。客観的な感情は動物が肯定的及び否定的な関連性を学習するために必要である。強化学習は、動物は肯定的な報酬を与えるものに反応し続け学ぶが、罰になることは避ける。ウミウシと昆虫は強化学習を行う。

主観的な感情は、辺縁系の発達に関連している。

新しいオブジェクトの回避は、反射プロセスではなく、認知プロセスである。酢酸によって主観的な感覚である認知プロセスが損なわれる。モルヒネを使うと、侵害受容信号は防止され、主観的な感覚を取り戻し、レゴタワーに対する積極的な回避を行う。

クイーンズ大学ピーターラミングとレベッカダンロップ、サラミルソップは、マスで実験した。水槽の3分の2は安全であるが、残りは電気ショックがあるため避けなければならない。マスはガラスに隔てられても、仲間の魚と共に群れることを好んだ。実験台のマスは仲間のマスに近づくためには、感電したゾーンに入らなければならなかった。仲間のマスがいないときは、感電したゾーンには強い嫌悪感を示したが、いるときは、感電したゾーンを通って仲間のマスに向かった。

金魚の場合は、電気ショックに会うぐらいなら仲間の金魚には近づかなかった。

客観的(行動的および生理学的)および主観的(意識的)感情の観点から、主観的説明ができる。

魚は状況(仲間あり・なし)に応じて、ネガティブゾーンを再評価でき、時間を過ごす場所について主観的な選択を行う。

魚は前脳に大脳辺縁系を持ち、険悪な状況の仲良しを変えるという証拠は、魚が主観的な感情の能力をもっていることを示唆する。

自分の行動について考えて、さまざまなシナリオを精神的に考えて、必要に応じて行動方法の決定を変更できるか。

ウツボ(Moray Eel)とハタ(Grouper)はサンゴ礁周辺の海に住んでいる。ウツボは夜行性のハンターである。ハタは体長40cm超えて、鋭い歯を備え、獲物を追うために迅速な泳ぎをする。

スイスのヌーシャテルとアンドレア・ホーナー、カリム・アイト・エル・ジョウディ、ハンスフリッケ大学のレドゥアン・ブジャリーはどのように互いに通信するかを発見した。

ハタは追いかけている獲物の魚がサンゴ礁の小さな穴に逃げると、その隙間に入れないため、座って待つゲームになる。 獲物は同じ場所に再び現れるという保証がない。サンゴ礁は割れ目や裂け目の迷路であるため、ハタから遠く離れたサンゴ礁の部分から獲物は現れることがある。

そこで、ハタはウツボを捜し、狩りのパートナーにするために、日中は小さな洞窟のような隙間で休息し、合図を始める。ハタは、頭を垂直に激しく振って、1秒間に数回垂直に一連の動きをする。ウツボは信号を受け取り、ハタと一緒に、最後に獲物の場所に行く。ウツボはその周辺のサンゴ礁を探索し始める。ハタは、その入り口さえ示すこともある。 ウツボはサンゴ礁から獲物を追い出し、待っているハタはすぐに飛び込み、食事を奪う。しかし、ウツボがサンゴ礁内の獲物を追い詰めて、獲物自体を横取りすることもある。この例では、魚が強調活動を誘発するために、お互いに意思を合図している。動物での共同狩猟は非常に少なため、魚でそれを発見することは驚くべきことである。

アカコロブスモンキーを追いかけるチンパンジーは、猿を一方的に追いかける役、特定の道を進むのを止めるブロッカーな役ど、異なる戦略を使ってアカコロブスモンキーを追い詰めて殺すことができる。

鷹はウサギなどの獲物を、隠れていた低木から飛び出し、もう1匹の鷹に待ち伏せさせ、突き刺す役割を担うこともある。

突進と待ち伏せ戦略は、多くの狩りで行われる。

狩猟犬、オオカミ、ライオンは協力して狩りをすることで知られる。

イルカは魚を群がらせて、防御するボールにし、自分自身に対するターゲットを小さくする。

共同狩猟では、狩猟メンバー間で個人間の合理的なコミュニケーションと、メンバーが互いに意図を理解する能力が必要である。そして、戦利品を共有する方法を決定する。協力したメンバーに利益をもたらすために、食べ物の一部へのアクセスで報われる必要がある。しかし、ハタとウツボの両方が獲物を獲得する可能性は五分五分になる。

ハタとウツボの間にどのようにして同盟が生まれたのか。ある晩、ハタが狩りをしているのを見て、僕なら役に立つかもしれないと意識して決めたとなると疑わしい。また、たまたまハタがウツボと同じ付近で狩猟をしており、ウツボが獲物を追い出し、ハタがそれを捕まえることができた。その後、ハタはウツボが解釈できる信号を学び、少しずつ段階を追って、今日のように協力が得られるまで洗練されたかもしれない。またこれは、個体群と世代を超えて他のハタやウツボに広まり、この行動をコピーした。

監視と自己意識は、自分の行動について考え、特定の決定や行動の結果を引き出す能力と考えられている。

ウツボとハタはお互いの意思を伝え、認識し、洗練された複雑な行動をとる。

魚はある程度のアクセス意識があり、現在の精神状態を意識して、それを記憶と関連付けることができる。

侵害受容器の反応は魚を含む動物界に多く見られる。対象的に、苦痛の負の感情を生成する痛みの感情的な部分は、少ない動物に限定される。哺乳類や鳥は、ポジティブやネガティブな感情、喜びや苦しみを経験する能力を備えた感覚のある生物である。魚にも同じ福祉上の考慮事項があると論理的に考えられる。

線を引く

2000年チリのアーティストMarco Evarsttiはデンマークのトラフォルト美術館で生きている金魚を入れた10個のミキサーを展示した。展覧会の訪問者はミキサーのスイッチを入れるように招待された。展示は自分の良心で取り組むように設計されていると説明した。数匹の魚が流動化し、ギャラリーディレクターは、無罪になったが、動物に対する残酷さで告発された。

2008年、ロンドンのアートギャラリー、テート・モダンは魚の論争になった。ブラジルのアーティスト、Cildo Meirelesは、55匹の生きた半透明の盛んを展示したが、3ヶ月後には、約4分の1が亡くなった。動物の権利グループは、生きている魚の使用を非難し、感覚のある生き物をアートディスプレイの一部として利用することは不適切であると主張した。

多くの訪問客は魚を殺すことは残酷だと信じていた。人間は、不適切だと思うことに直感を持っている。鳥や哺乳類には福祉の必要性について直感を裏付ける科学的証拠があった。

ある特定の種の鳥は、種子、ナッツ、死んだ昆虫などの食べ物を環境の様々な場所に保存し、その記憶に頼って食べ物を食べる。

カケス(jay)などは食べ物を保存する。ケンブリッジ大学のニッキー・クレイトンとトニー・ディキンソンは昆虫などの特定の食べ物が悪化することをカケスは知っているため、隠したものの場所や、それがどれくらい前であったか思い出す。長持ちするナッツや種子よりも痛みやすい食べ物を先に食べる。 ケンブリッジ大学のネイサン・エメリーとクレイトンはカケスは他のカケスの意図を理解していることを示した。他のカケスが鳥によって保管した食べ物を窃盗されると、それを見た実験台のカケスは別の場所に再保存する。窃盗を一度も経験したり、見たことないカケスは、食べ物を再保存しない。 カケスは他の鳥がしていることを認識している。

米国のエモリー大学、ロブ・ハンプトンはアカゲザルが意識的に自分の行動を認識していることを実証した。数秒間タッチセンサー式画面に写真を見せられた後、写真は消えた。次に、いくつかの写真を見せて、はじめに見た画像を見つけて立ちする必要があった。正しい画像を見つけた場合、ピーナッツが与えられた。間違った画像を選んだ場合、食べ物は与えられず、15秒間待機した。はじめに写真を見せてから、次にいくつかの画像を見せる間の時間を長くすればするほど、はじめの写真を忘れる可能性を高められる。

画面に2つのシンボルを出し、シンボルを押すことで、いくつかの画像を選択できるようにした。どのシンボルを押すか選択することで、はじめの写真を思い出すことができる自信が付いた。何かを覚える自分の能力を認識している。

イギリスのブリストル大学のマイク・メンドル、リズ・ポール、エマ・ハーティングは、実験用ラットの感情能力を研究した。ネズミが楽観的な気分か悲観的な気分かを判断できることを発見した。数匹の動物をネズミにストレスや障害を経験させるために、ランダムで予測不可能な条件下においた。予測可能な標準的な環境で飼育されたネズミと比較した。

研究者は、ラットの楽観的および悲観的な状態を測定するための独創的な方法を考案しました。ラットは2種類のトーンを聞くように訓練されました。 1つは肯定的でした。ラットは、音が鳴ったときにレバーを押すと、食物の報酬が得られることを学びました。もう1つの音はマイナスでした。この音を聞いたときにラットがレバーを押すと、次の試行が行われる前に遅延が生じましたが、ラットがレバーに触れずに放置した場合、遅延はありませんでした。ラットが2つのトーンを簡単に正しく識別したら、定期的な試行の間に時々プローブの試行を追加しました。プローブトライアルのトーンは非常に似ていたが、ラットが区別することを学んだトーンとは微妙に異なっていた。研究者たちは、ラットが新しい音にどれだけ一般化するかを知りたかったのです。彼らは、ラットを元の音に十分に似ていると認識しますか、それとも異なると考えますか?彼らは、ストレスの少ない動物は楽観的であり、より一般化することを望んでいるのに対し、ストレスを受けた動物は悲観的であり、新しいトーンを異なるものとして認識するだろうと予測した。ラットは、研究者が予測したとおりに振る舞いました。より変化しやすく、ストレスの多い住宅状況のラットはずっと保守的で、新しいトーンに対する一般化はほとんどありませんでした。

イギリスのニューカッスル大学のメリッサ・ベイトソンと彼女の学生ステファニー・マシソンも、捕獲されたムクドリで同様の効果を報告した。

イカ、ロブスター、昆虫などの背骨のない他の動物は痛みを感じたり、苦しむのだろうか。ミミズに福祉の配慮をしたいか。古代ギリシャのアリストテレスでさえ、世界を論理的な順序に並べる方法を見つけたかった。人間の下には、温血哺乳動物、温血鳥、冷血動物が続く。そして無脊髄動物に至る。動物の下には植物があり、その下には無生物がいる。中世の時代、西キリスト教文化は、自然界の概念を存在の偉大な連鎖で示した。痛みに苦しむ動物とそうでない動物とを区別する線は、存在の連鎖の概念にルーツがあるかもしれない。

論理的には、苦しみなどのリビドーを経験する知性を持ち、知覚力のある生き物だけを気にかけるべきである。

カナダ動物保護協議会は、イカ・タコが研究で使用される場合、法的保護が適用される。イギリスでは、1986年の動物科学法に基づいて保護されている。

イカ・タコは頭足類であり、脳は優れた感覚系を持ち、最も知的な無脊髄動物である。タコは子供のために瓶の蓋を開けて、中にある食べ物を手に入れられる。タコは蓋を回しながら、押し上げる必要がある。最初は1時間以上かけて、蓋を開けていたが繰り返した後は、5分以内に蓋を外すことができる。この学習能力は、幼い子どもより発達している。

ロブスターやエビはバーベキューで焼かれるが、この習慣は残酷であるのか。

クイーンズ大学の動物行動の教授ロバートエルウッド率いる研究チームは、エビとカニを使って甲殻類が痛みを感じるか実験した。甲殻類の数種類の感覚受容器、神経系は、頭足類と昆虫の中間にあった。エビのひげに海水、ベンゾカイン(局所麻酔薬)の溶液を塗り、活動レベルを測定した。エビには、驚異や驚きに反応する尾の反射がある。これによって腹部の筋肉が急速に曲がり、驚異から遠のく。局所麻酔薬を塗られたエビは、頻繁に尻尾をなめた。ひげを手入れする動作増え、塗られたひげを小さなはさみと口の部分から頻繁に引っ張った。

ベンゾカインを塗られたエビのひげに、酢酸を塗ると、無反応だった。しかし、海水をひげに塗ったエビは、尾を急激にひっくり返した。ベンゾカインは、有害な効果をブロックした。海水のあとに酢酸を塗られたエビは、水槽の壁にひげをこすりつけた。この毛づくろいとこすりの反応は反射よりも長いため、持続的な痛みであることを示した。

ヤドカリの感電に関する研究を行った。干潮時に岩のプールをじっと見ると、ヤドカリがいる。ヤドカリはより大きな殻を求めて移動する。ヤドカリは高速で殻を乗り換えられる。爪を使って殻の開口部を測定し、持ち上げて重量を測定する。ヤドカリは優れた殻のために互いに戦わなければならない。

ヤドカリは代替の殻がなくても、電気パルスによってどのように避難するのか。電気ショックを与えられてから20秒後に空の殻が与えられた。電気ショックを与えられていないほうにも、同様に空の殻が与えられた。電気ショックを受けたヤドカリは、代替の殻がない場合でも、殻を脱いで裸になった。ヤドカリが捕食者に攻撃を受けるため、異常な行動である。ヤドカリが好まない殻を置いていても、電気ショックを与えられると、好まない殻に入れ替えて入った。また電気ショックを受けたヤドカリは、殻に入る前の入念な検査と評価を短縮した。

通常、ヤドカリは自分自身を保護することに動機づけされているため、より良い殻に出会うまで殻に留まる。感電の経験によって、他に移動する手段がない場合でも、殻から避難するように動機づけされる。ヤドカリの反応は、侵害受容器以上のものである。周囲の世界について収集した情報に基づいて意思決定を行っている。新しい殻は20秒後に与えられ、20秒間は裸の状態で新しい殻を探していた。避難する行動は反射ではない。そのため、ヤドカリは電気ショックから別の殻に乗り換える20秒間は否定的な記憶を形成している。この負の記憶は、痛みを伴う経験の記憶と同等であることを示す。 カニとエビは侵害を超えるプロセスを持ち、反射的で侵害受容器の応答以上のものを示した。

動物が痛みを感じる能力があることを示す最も強力な証拠は、知覚力を持つかどうかである。

マウスは捕食者の匂いにさらされると、反応がより慎重になり、食べ物を見つける動機が低下し、通常の動作を実行する可能性が低下する。この行動の変化は、ストレスホルモンの量が原因である。ヤドカリは、数日前に戦った相手を思い出せる。

ミツバチは、空間学習と記憶スキル、食べ物の場所を伝える能力で有名である。しかし、感情的な反応をする能力があることは示していない。認知スキル ≠ 知覚スキル

知能は動物による感覚的なカルト現象であり、異なるグループ間で比較できない。

タコには意識的な空間の力があり、ルートを計画する能力、アクセス意識がある。 アクセス意識があるということは、何らかの形でメンタルマップを持っている。 タコは孤独な動物であるため、社会的行動を調査することは生物学的に意味がない。しかし、イカは仲間といるので、研究に適している。

カナダのレスブリッジ大学のジェニファー・マザーは、イカは相互に通信するために皮膚色素を変化させていることを発見した。体と触手が上下に動くと、体全体が揺らめき波打つように見える。

飼育している動物の生活の質を本当に向上させるには、人間以外の動物に痛みを引き起こすメカニズムを理解する必要がある。

証拠の欠如は感情の欠如を意味しない。