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Kuramoto Taiki

sleep5

Last Update: 2020-01-22

睡眠の変化

子宮内の赤ちゃんはREM睡眠によって身体を麻痺させるメカニズムをもっていないので、ランダムなキックやパンチを繰り出す 妊娠23周目の終わりにNREMとREMに必要な神経が配線される 子宮内の赤ちゃんは24時間中、6時間はNREM、6時間はREM、12時間は中間睡眠状態である 最終の周期に入って、毎日2~3時間だけ覚醒して子宮内で過ごしている 産まれる前の2週間目はREMを1日9時間行い、1周間目は1日12時間行う 発達の第2期と第3期に脳は具体的に作られ、REMが急増する

シナプス形成はニューロン間の数百万の配線を行う

神経構造の確立

  • 思考
  • 記憶
  • 感情
  • 意思決定
  • 行動

1990年代に、ネズミの胎児に対して、REM睡眠を妨害すると、妊娠の期間が長くなった REM睡眠を妨害すると、大脳皮質の構築が止まる 妨害をやめると、再び構築され始めるが、加速せずに完全には戻らず不十分な脳になる 他の哺乳類でも実証されていて、哺乳動物では共通である

自閉症

  • 自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)はREMに関連する
  • シナプス接続が不均衡で一部が欠如し、一部が過剰に接続されている
  • 正常な睡眠パターンや量ではない
  • 概日リズムは夜間にピークになり、24時間メラトニンは平坦になっている
  • 生成できる睡眠料は、非自閉症よりも少ない
  • Remは50%不足

乳児期にREMを奪われたラットは、思春期および成人として社会的に引きこもり、孤立する。

アルコールはREM睡眠を抑制する強力な抑制因子の1つである。妊娠中にアルコール依存症または飲酒者であった母親から産まれる新生児はREMが遥かに短い。 妊娠中の母親が約2杯のワインを飲むと、胎児のREMの時間が大幅に減った。

アルコールを摂取する母親からの子供が自閉症になる可能性は高い。

母親の血流のアルコール濃度が0.08%の場合になると、母乳も0.08%になる。

母乳を飲むと新生児はREMに入り、眼球を左右に動かす。

成人は単相睡眠、乳児と幼児は昼夜を通して多くの短い睡眠がある多相睡眠を行う。

4歳では、2相性睡眠に移行し、幼少期が来ると、近代的な単相睡眠パターンになる。

生後6ヶ月の幼児は1日あたり14時間睡眠し、NREMとREMの割合は、50/50である。5歳になると70/30になる。10代後半~成人中期は80/20になる。