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Kuramoto Taiki

Water Treatment

Last Update: 2020-02-10

水質浄化の3区分

  • 物理学的処理
  • 科学的処理
  • 生物学的処理

富栄養化:窒素、リン

BOD:生物化学的酸素要求量 COD: 化学的酸素要求量

植物による浄化 Org-N → NH4-N - Nx → NOx-N Org-P → PO4-P

遮光、防風、栄養の吸収、酸素の供給

植物

TSS除去

植物が接触材の働きをして、プランクトンや餌の沈降を促す。

BOD除去

植物が有機物を除去しないが、植物の存在によって微生物の量が増えて、BOD除去が促進される。

窒素除去

Org-Nは微生物により分解され、NH4-Nや、NO2-NやNO3-Nへと分解される。 無機塩を植物が吸収することで、水域から除去される。 植物の根から酸素輸送により好気条件と嫌忌条件のモザイク構造が形成される。 これによって高い窒素除去能力が起こる。

リン除去

リンは底質による吸着され、植物によって吸収される。植物は有機物を吸収できない。微生物によって無機化される必要がある。

コケ

植物群落の存在によって、日光が水面に到達するのを遮り、アオコや植物プランクトンの発生を抑える。

産卵所・住処

魚の産卵所、野鳥の住処等になり、周辺の生態系を多様化する。

栽培した植物を系外に出し、増殖しすぎて枯死が起こり、栄養塩が再溶出し、有機物が分解される際に溶存酸素を消費し、むしろ水質の悪化を招く。

有機物

分解

分解される際に溶存酸素を消費する。

SS (浮遊物質または懸濁物質)

水中に懸濁している不溶解性物質のことである。2mm~1μmの物質である。 測定方法は、網目2mmのふるいを通過した一定量が1μmの濾紙で通過し、その残留物を105~110℃で2時間乾燥し、升量してもとめるとする。

SSの単位は「試料1リットル中の浮遊物質のmg量」、すなわち「mg/L」となる。